In Japanese(EUC).
Since 1997-sep-15
Update 1999-apr-22
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まず、お約束をお読みください
はむはむとピカチュウを仲良くさせたい方はこちら
(1998-may-04)
ハムスターの健康状態の目安にしたい
飼い主の見ている前ではちっとも回さない
熟睡している時に回しているようだけど‥‥‥
モーレツな回し方だ。一晩でどこまで走るのだろうか?
ギネスに挑戦!
etc..
(予算目安2,000円)
特徴、長所としては、
特性をよく御理解の上、ご製作ください。
【注意】
リードスイッチです。
磁石の接近を非接触で検出できます。
(詳しくはリードスイッチの動作)
大きさは各種ありますが、長さ12mm、直径2mm程度のものが適当でしょう。
電子パーツ店やDIYショップで入手する事ができます。
写真のものは、秋葉原の鈴商で入手したものです。1個50円でした。
回し車に取りつける磁石です。
手近にあるもので試してみてください。
小さくて強力なものの方が有利です。
・被覆電線。ケーブル。適当な長さ2本。
・絶縁チューブ。無ければビニルテープでもかまいません。
・ビニルチューブ。電線を中に通して、噛られても切断しないように保護します。
・両面テープまたは接着剤。磁石やリードスイッチを回し車に取りつけます。接着剤は、厚塗り出来る2液混合型のエポキシ系(5分硬化型)がお勧めです。
・クリップ、他。リードスイッチのケージへの取り付けに使用します。
他にもいろいろ便利なものがあるかもしれませんのでお試しください。
工作に必要な工具一式です。
主なものとして、電気はんだゴテ(電子工作用)、はんだ(錫60%)、はんだゴテ台、
ニッパ、ラジオペンチ、ワイヤストリッパ、ピンセット、
ドライバ(+・―、大・小・精密)、レンチ、カッターナイフ、ルーペ
その他、工作に必要なもの
配線し易いようにリードスイッチの足(線)を加工します。
内部リードの平面が、磁石と向き合うように足の加工をしてください。
(リードスイッチの動作参照)
必ずリードスイッチの端から少し離れた所をラジオペンチで固定して曲げてください。
リードスイッチの端から直接曲げると、ガラスが破損し、細かい破片が飛び散って大変危険です。
リードスイッチの両端に被覆電線をはんだ付けします。
リードスイッチ自体は、それ程熱に弱くはありませんので、落ち着いてゆっくり作業してください。
はんだ付けした部分を絶縁します。
チューブを被せたり、ビニルテープを巻くなどします。
絶縁を行わないと、金属ケージなどに接触して誤動作することがあります。
リードスイッチを配線した電線のもう一端を、歩数計の接点に配線します。
細かい配線ですので、他の部品や他のはんだ部分に接触したりしないように、十分注意してください。
特に、はんだの盛り過ぎや、はんだゴテの当て過ぎによる過熱には注意してください。
誤動作防止のため、歩数計の磁石は、動かないようにテープ等で固定すると良いでしょう。
取りつけたリードスイッチに磁石を近づけたり離したりして、正常にカウントするかどうか動作試験してください。
カウントしない場合は、配線やはんだ付けなどをよくもう一度よくチェックしてください。断線、ショート、はんだ不良、はんだのつけすぎ、絶縁不良などが無いでしょうか。
歩数計のケースを閉じます。
リードスイッチからの電線がはさまって閉まりませんので、適宜ケースを削ったり、穴を開けて加工してください。
写真は、ケージの取り付けの一例です。
回し車の裏側に磁石を両面テープで貼りつけました。リードスイッチは、文房店で見つけた自在クリップを用いました。
正しく磁石の通過を検出することが出来れば、どのように取りつけてもかまいません。
磁石とリードスイッチの間隔は、ぶつからない程度に近づけてください。リードスイッチの検出範囲は、目安として2〜4mmです。磁石の強さやリードスイッチの感度によっては条件が異なりますので、適当な位置を見つけてください。
車の軸がぶれているような場合には、リードスイッチの検出範囲から外れて、カウントミスが発生する事があります。
なるべくぶれの少ない場所に磁石を貼りつけるか、しっかりした回し車に交換してください。
回す速さによっては、磁石の通りすぎるスピードにリードスイッチが反応出来ない事もあります。
その時は、なるべく車の内周側に設置して、磁石の通りすぎるスピードを抑えるようにしてください。
二重にカウントするような場合には、磁石が大き過ぎたり、強過ぎたりする可能性があります。
もちろんの事ですが、ハムスターに噛られないようにご注意ください。
完成です。
歩数計は、クリップに板などをはさむと、見やすく安定して置くことが出来ます。
写真のような台付きの自立タイプの回し車へのセンサの取り付けです。
リードスイッチを台に接着剤で固定してしまうと間隔の調整が不要になります。
磁石は、回し車の支柱に接着剤(エポキシ系など)で取りつけました。
接着剤が硬化し切らない間に、リードスイッチと磁石の間隔を調整します。
なお、リードスイッチにコネクタを使用してケーブルを切り離せるようにしました。
ケーブルにビニールチューブを被せておくと、ハムスターに噛られにくくなります。
このページの内容は実際に製作し、動作等を確認していますが、確実な動作や安全性を保証することはできません。
工作においては、はんだゴテやその他工具類を使用しますが、くれぐれも怪我や事故の無いように注意して行ってください。
実際にハムスターに使用する場合も、噛られる事やその他が原因の不慮の事故の可能性が無いわけではありません。充分にご注意ください。
なお、このページの内容を行って被ったいかなる損害等も、このページの作者は責任を負わないものとします。
ご了承ください。
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