浦和インターネット設立総会議事録 日時 1995年10月29日 13:43-16:45 場所 埼玉会館6-A集会室 参加者 小山田、北村、杉山、田島、宮田、横沢、塩田     (以下必要に応じて敬称略) 委任状 石川、海野、岡田、渋木、全、水無瀬 1.参加メンバー(除く北村)と委任状の確認。  上記の参加メンバーおよび委任状を確認。 2.浦和インターネット設立決議。  浦和インターネットを設立することに関して、参加者の意志を確認した。  全員一致で設立を確認。 浦和インターネット設立(1995年10月29日 13時43分) (以下浦和インターネット設立総会) 3.定足数の確認   13時43分現在 会員数13名中 出席6名、委任状6名 総会成立を確認。 4.議長の選出  全員一致で小山田氏を選出。 5.会則の承認  全員一致で浦和インターネット会則Ver1.0を会則Ver1.01に修正の上、承認。    会則修正内容 監査役を運営委員とは別の独立した役員とし、一般会員に限定 せず総会で選出されるよう、条文を修正。  会則修正の経緯 監査役の候補としてに北海道在住の岡田氏が上がっていた。 ところで、会則Ver1.0では、監査役は運営委員の一部となっていたため、一般 会員中からしか選出できない。しかし、岡田氏が一般会員になることは現実的に 不可能である。そこで、監査役はその業務内容から運営委員とは別に定義する こととし、また、特に一般会員に限定せず、総会で選出されることとした。 6.役員の選出  代表    小山田  運営委員  渋木、杉山、田島、宮田、横沢、塩田   監査役   岡田  会計    小山田(兼任)  以上を全員一致にて選出  会計を小山田氏が兼任する理由 今回、会計にふさわしい人が総会出席者に いなかった。従って、今後の準備作業の便利性とリスクの負担を考慮し、 小山田氏が代表と兼任することとした。ただし、今後会計にふさわしい人物 が現れた場合(例えば経理マン、銀行マン等)速やかに交代する。 7.討論 a)宣伝方法 (1)媒体  ・NiftyのFINET,FMACBGにおいて、各フォーラムの様式に従い宣伝する。  担当 FINET  杉山、塩田      FMACBG  横沢  ・Internetのニュースグループで宣伝する。   担当 fj    小山田  ・INTERNET MAGAZINEなどの雑誌で宣伝する。   担当 INTERNET MAGAZINE 小山田  ・各自が口コミで宣伝。 (2)FAQについて   早急に作る必要があるが、とりあえず宣伝を開始し、そこから得られた情報  に従い作成する。 (3)会員募集の窓口   各媒体における担当者が一次問い合わせに応じる。 (4)会員募集の案内書   小山田氏作成の「会員募集のお知らせ」を一部省略した文章を作成し  各媒体での一次宣伝に利用する。また、「会員募集のお知らせ」は一部修正  の上必要に応じて使用する。その際、各媒体担当者の問い合わせ先を記入する。  「会員募集のお知らせ」修正内容   会費の記述を         年会費¥36000          専用線接続は別途   とする。 (5)問い合わせに対するアクション  ・入会希望者 入会申込セット(会則、申込書、入会注意事項書、システム  構成図)をそれぞれメールで送り、MLに登録する旨を説明の上、小山田氏  がMLに登録する。  ・質問者 各媒体の担当者が個別に応対する。その際、かなり興味のある人  に対してはMLを紹介し、参加してもらう。(小山田氏が登録) (6)会員データベースについて  入会申込書の内容+会員種別、入会年月日、入金状況、会員番号のデータベース を統一データベースとして作成し、統一管理する。  データベースは横沢氏が作成・管理 (7)入会申込書の修正   ・最上部に小山田氏宛(bekkoame)に出してもらうよう注意書きを付ける。  ・会員の申込を一般会員に限定する。(オブザーバー会員は表だっては  募集しない。問い合わせがあった場合に、個別に対応する。) (8)MLについて   会員の入会促進、浦和インターネットの実体の理解促進のため、現在の  MLを入会前の会員にも開放する。ただし、小山田の手動による登録  とする。また、Niftyの会員にはメールボックスフルを防ぐために、  まとめ送り機能を積極的に勧める。 b)今後のスケジュールについて ・JPNICへのドメイン名の申請を直ちに行う。担当 塩田 ・一般2種事業者の届け出はプロバイダとの契約後行う。 ・宣伝は書類の変更が終了次第速やかに開始する。 c)その他の議論 (1)初期費用に関する提案  ・UINETを開局するに当たってのハードウェアに関する初期費用は  (例、モデム、PC、TAなど)有志の寄付によってまかない、  ハードウェアはあらかじめ用意しておいた方がいいのではないか。  理由として、  1.万が一、運用途中でUINETが解散した場合に、残った資産を  会員同士でどのように分配するかという問題点を回避できる。  2.入会金を安くできるので会員を集めやすい。  これに対して、  ・もし寄付をしていただける方がいらっしゃるなら、大変ありがたいが  UINETの考え方として、会員同士ですべてを運営するのだから、最初はなるべく  初期の方式を貫きたい。もし、どうしても会員が集まらないようであれば、  そういうことも含めて検討しましょう。  ・運営してからの緊急事態のときに(突然会員が減り、会費が足りなくなった  場合など)こそ、寄付を頂く必要があるんでしょうね。 (2)ダイレクトメールに関する提案  ・ダイレクトメールを送る方法はどうか?  これに対して、  ・名簿の入手ルートによっては問題があるかもしれない。  ・口コミ範囲なら良いのではないか。  ・通常の宣伝で効果が上がらない場合に、検討するのがよい。 以上